買取りに出す着物は、少しでもきれいな状態にしたほうが良いでしょう。保存状態が悪かったものでも、少しでもクリーニングするなど、工夫することによって良い価格になる場合があります。
最も大切な事は、最後に着物を着た時の着物の保存方法です。正しくたたんで、金具がある部分は錆びないように和紙などで挟むようにするとよいでしょう。
高価な着物は金具がついていないものもあるのですが、振袖などでは着付けしやすいように金具が付けられていることもあります。鉄さびの赤色や、銅製の金具から出てくる緑色などの色が着物にしみてしまうと、買取価格は半分以下になるくらいに下がってしまう事が多いです。
着物に染み付いてしまった匂いなども価格に影響してしまうため、しっかりと正しい方法で保管する必要があります。いつかは買取に出そうと思っているとしたら、雑な保管方法を改めるよう見直すと良いでしょう。