ウォーキングとランニングは、どちらも「有酸素運動」。
有酸素運動は主に酸素を取り込み、体内の脂肪などを燃焼させることによって、必要なエネルギーを調達する。
ダイエットにおいては、どれだけ多くのエネルギー(=カロリー)を消費して脂肪をたくさん燃やせるかが気になるところ。
その消費カロリーは、「運動の強さと時間の掛け算」によって決まる。
つまり、消費カロリーを増やすには
という2つの方法が考えられる。
先ほど述べた「消費カロリーの増やし方」を頭の隅においたうえで、2つの運動を比較していこう。
●ウォーキング
・運動の強度は低いが、その分ラクに長時間続けることができる。
●ランニング
・運動の強度は高いが、ウォーキングよりキツイので、同じ時間続けられるかどうかはその人の体力次第。
・ランニングの運動の強さはウォーキングの約1.5~2倍程度(スピードにもよる)。
1時間のウォーキングと30~40分間のランニングがほぼ同カロリーを消費する、といこと。
なので、まったく同じ時間運動する場合はランニングのほうが早く痩せられるということになるのだ。
ランニングのほうが強度の高い運動なので、それをこなせるだけの体力がないとウォーキングと同じ時間行うことは難しく、キツくて続かなくなってしまう可能性もあるので、結局は自分が続けられる運動の強さやタイミングを見つけて習慣的に継続することが効率よくやせるコツと言える。